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EMCジャパン、カカクコムのクラウド基盤にオールフラッシュストレージ「EMC XtremIO」を導入

 カカクコムでは、サービスに対してより高いパフォーマンスが求められるようになるなか、新たなプライベートクラウドの構築を決め、それを支えるストレージの選定を進めていたという。

 新しいプライベートクラウドの構築にあたっては、クラウド基盤のパフォーマンス向上のため、インフラを構成するあらゆるコンポーネントに先端技術の活用を図ったという。

 ストレージには、以前の仮想化基盤では、I/O負荷が特に重いDBサーバーなどを持っていきにくい点が課題となっていたため、こうしたものの仮想化にも対応できるよう、フラッシュ ストレージの導入を決定した。

 同時に、性能低下の要因となるボトルネックを作らないよう、ハイパーバイザには「XenServer」の最新版「XenServer 6.5」を、物理サーバーには、最新世代のCPUを搭載した製品を採用するなど、インフラを構成するあらゆるコンポーネントにおいて先端技術の活用を図った。

 「XtremIO」は、一貫したレスポンス、重複排除・圧縮・シンプロビジョニングによるシステム集積率の向上、サービスの成長にも柔軟に対応できる高いスケーラビリティという3つの点が評価されて採用された。

 特に、予期せぬ突発的なアクセス増大にも対応できる強力なI/O性能とサービスの成長に即応できる柔軟な拡張性を持つという点で、「XtremIO」が要件を満たすことができる製品であると判断されたという。

 新たに構築されたプライベート クラウドは、2015年3月より本番稼動を開始している。現在は、2台の「XtremIO Starter X-Brick」が導入され、それぞれに4台の物理サーバーを接続している。

 カカクコムは、「XtremIO」の導入によって、ストレージ容量の大幅な削減と性能・安定性の大幅な向上に成功したという。既存のプライベートクラウド上で稼働中のシステムの新環境への移行において、本来1.5TB程度の容量が必要なデータを、重複排除・圧縮・シンプロビジョニングの3つの機能によって、1/5程度に削減した。

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