「Informatica Cloud」は、拡大するデータの断片化に対応するため、クラウドベースのシステムと社内システムにあるSaaSアプリケーション間のデータを統合し、データの精度、完全性、鮮度を維持し、時間や場所を問わず、必要なデータにシームレスにアクセスできるようにするという。
「Informatica Cloud」は、リーディングクラウドプラットフォームとSalesforceや、 Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureといった主要なPaaSともネイティブ接続する。
「Informatica Cloud」により、次のようなことが実現できるとしている。
・Salesforce、NetSuite、AWS、WorkdayといったSaaSアプリケーションやプラットフォームのデータ、SAP、Oracle、Microsoftなどの社内アプリケーションデータベースやファイルを統合。
・フロントオフィスシステム(CRMなど)とバックオフィスシステム(ERPなど)の顧客や製品マスターの同期によりビジネスデータを最新に保つことで、Order-to-Cash(受注から請求までの管理)などの戦略的ビジネスプロセスを実現。
・情報システム部門による制御を実現しつつ、SaaS管理者、ビジネスアナリスト、業務部門のIT担当者など、業務部門のユーザーがセルフサービスでクラウド統合を実現。
インフォマティカは、今回の国内提供に際し、外部データをSalesforceに取り込むネイティブデータローダー「Informatica Cloud Data Wizard for Salesforce」を日本語化した。
「Data Wizard for Salesforce」の事前定義された統合テンプレートを利用することにより、Salesforce管理者やビジネスアナリストなど幅広いユーザーが、セルフサービスの簡単な操作で、Webの専門知識なしにデータ統合できるようになり、Salesforceの導入・活用を加速するとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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