「DMARC Compass」は、送信ドメイン認証の新しい標準規格「DMARC」を活用し、指定した送信ドメインに関連するメールをリアルタイムで全て監視することで、なりすましメールを検知する。さらに、そのメールの受信者側の取り扱いポリシーを「受信拒否/迷惑メールとして隔離/指定なし」からサービス利用者側が設定可能にすることで、なりすましメールを無効化可能なクラウド型サービスだという。
また、「Detect Monitoring Service」は、指定したWebサイトに関連する情報(ログインページのコピーサイト/ドメインの新規登録情報/Webサイトの特殊検索/ソーシャルメディア監視等)をリアルタイムで収集・分析することで、迅速にフィッシングサイトを検知する。さらに、24時間365日稼働しているオペレーションセンターが、フィッシングサイトのプロバイダやドメインレジストラ等と連携して、検知から平均3.6時間で迅速に封鎖するクラウド型サービス。また、ブラックマーケットで流通しているクレジットカード情報を監視して、被害を防ぐことも可能だという。
「DMARC Compass」と「Detect Monitoring Service」は、ともにクラウド型サービスのため迅速に利用可能で、専用のカスタマーポータル上で簡単に操作可能で運用負荷も軽減するという。さらに、両サービスを組み合わせて利用することによって、なりすましメールの検知と、そのメールに記載されているフィッシングサイトの封鎖をシームレスに連携させて、より迅速に対応可能になる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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