ブレインズテクノロジーが提供するデータ分析プラットフォーム「Impulse(インパルス)」は、機械学習による高度な予測・分析機能を搭載し、すでに多くの企業で導入されているという。
今回、ブレインズテクノロジーは、IIJとインテグレーションパートナー契約を締結し、「Impulse」を組み込んだシステム構築、およびIIJのクラウドサービス「IIJ GIOサービス」上に実装したサービス・ソリューションを提供する。 両社は、技術開発およびマーケティング、営業活動での協業体制を構築し、機械学習を活用したシステム障害の予兆検知や設備予防保全のニーズに対応するとしている。
具体的なサービス・ソリューションは次のとおり。
・IT設備監視ソリューション
IT設備における通常のネットワークトラフィック、サーバリソースを機械学習で解析し、通常と異なる傾向をリアルタイムに検知することで、システムのサイレント障害の発見や障害の予兆を検知する。これにより障害の未然防止が可能となり、コストや運用負荷の大幅な削減を実現。
・IoT向けソリューション
大量のセンサーデバイスデータ(ビッグデータ)を解析し、リアルタイムでの故障予兆を行う。属人的な閾値監視・目視監視の運用では実現不可能な、高精度でシステマチックなデバイスの監視や管理・制御が可能となる。このソリューションは、2017年度中の提供を目指し開発中。また、11月末より提供開始予定の「IIJ IoTサービス」の機能として実装することも予定している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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