イベントログやSyslogに限らず、任意のテキスト形式のログを取り込める「EventLog Analyzer」は、統合ログ管理ソフトや簡易SIEMとしての要件を実現できるため、セキュリティ強化目的で内部ネットワークのログを一元管理し、インシデント発生時のフォレンジック監査に活用できるという。
この製品は、複雑な条件設定やメンテナンス作業に膨大なコストがかかる一般的なSIEMと比較して、コストパフォーマンスが優れていることが評価され、標的型攻撃による大手旅行会社の被害が話題となった2016年6月以降、国内での問い合わせが増加していという。
今回リリースされた最新版「ビルド11025」では、ユーザーインターフェースの刷新に伴い、全文検索エンジンを変更した。これにより、シングルノードの場合はインデックス処理の速度が従来比で10%改善し、ログ検索における利便性が向上したとしている。