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NEC、「働き方見える化サービス」の強化、複数ロボットを一元管理できる製品発売など、RPAソリューションを拡充

2018/04/10 16:30

 NECは、RPA(Robotic Process Automation)の導入や運用を支援する製品として、現状の業務を可視化する「働き方見える化サービス」を強化するとともに、複数のロボットを一元管理できる「NEC Software Robot Solution マネージャ」を商品化し、4月10日から販売を開始すると発表した。また、NECのアセットを組み合わせたRPAソリューション群も今後順次拡大し、運用管理における利便性やセキュリティの向上を支援するという。

 NECは、2017年7月にRPAソリューションとして「NEC Software Robot Solution」の販売を開始し、RPA関連サービスとしてRPAに適合する業務の選定、適用診断、ロボット開発を行う「RPA導入サービス」を提供してきた。

 今回の製品・ソリューションの提供により、現状の業務の把握からRPAの導入、運用までRPAを活用するために必要なプロセスにおいて幅広い支援が可能になるという。さらに、NECは企業のRPA導入を支援する社内の販売およびサポート要員を整備し、100名規模にすることで、RPAビジネスの加速を目指すとしている。

新製品・サービスの特徴

 1. 現状の業務を可視化する「働き方見える化サービス」の強化

 「働き方見える化サービス」は、スケジューラ(マイクロソフト社製「Outlook」など)との連携により、自宅や外出先で行うテレワークやオフィスにおける勤務状況のデータ収集と可視化が可能なサービス。

 今回、「業務タスク機能」を強化し、個人ごとに最大10個の業務の時間集計を可能とした。この機能により、対象業務にかけている時間を定量的に測定できるため、対象業務をRPA化する場合の投資対効果の判断材料としての活用が可能になる。

 また、上位サービスである「Advanced版」では、個人だけでなくグループごとの集計機能を実装しているため、業務に対してのグループ全体での投入時間の可視化も可能だ。

 2. 「NEC Software Robot Solution マネージャ」の発売

 「NEC Software Robot Solution マネージャ」は複数のロボットを一元管理できる製品。企業内でRPAを用いた業務効率化が進むと稼働するロボットの数が増えていくが、ロボットが増えていくにつれて各ロボットの稼働状況が把握しにくくなり、エラーによる業務停止やライセンス切れなどのリスクが高まることが予想される。

 この製品は各ロボットの状況を把握し、端末から実行状況まで一元管理することでこのリスクを軽減することができる。また、ロボットに日時を指定してスクリプト(ロボット定義)を配信することも可能。これにより、ロボットの稼働率を上げ、投資対効果を高めることが可能。

 3. RPA関連ソリューションの提供

 「NEC Software Robot Solution」とNECのアセットを組み合わせたソリューションを順次提供し、管理運用での利便性の向上やより広い業務への拡大を支援する。

 今回は、NECのPCサーバ「Express5800」や、リモート操作ソフトウェア「WebSAM WinShare」と組み合わせることにより、セキュリティ、運用性、可用性を向上したシステムとしてのソリューションの提供を可能にした。

 さらに運用管理製品「WebSAM」と組み合わせ、フロー制御によりロボットとバッチ処理を融合させた業務の高度な自動化やロボットの同時多重起動による誤動作防止、ロボット処理に異常が発生したことを知らせる通知機能を強化するソリューションを合わせて提供する。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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