この製品は、アプリケーション上のすべてのトランザクションを監視する「AppDynamics」が、パフォーマンスの異常を検知した際に、仮想基盤やOS、ミドルウェア、アプリケーションなどを統合して監視する「JP1/IM」の画面上で通知する。
これにより、システム管理者は、クラウドサービスやオンプレミスなど、複数のシステムを運用する中、「JP1/IM」上でハードウェアやアプリケーションの稼働状況を統合監視できるだけでなく、ログインやデータベースへのアクセスなど、ユーザの行動単位で、パフォーマンスの低下や遅延の予兆を察知することができる。さらに、アプリケーション内で原因の詳細を簡単に特定するため、システム管理者は、開発担当者に的確な対策を指示することが可能になるという。
企業は、これにより、ユーザが快適に操作できるサービスを実現し、顧客満足度向上を図るとともに、運用管理の業務効率の向上を実現できるとしている。
■連携製品「イベント通知連携ツール for AppDynamics+JP1/IM」の特徴
- 「JP1/IM」上で、インフラだけでなく、ユーザ操作の視点に立ったシステム監視を実現し、パフォーマンス低下の早期復旧を実現
- システム管理者の障害予兆の検知や原因の特定を迅速化し、業務効率の向上を実現

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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