SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

クラウディアン、IoT/AI用エッジ処理装置「AI BOX」上での「Azure IoT Edge」展開と活用を検証

 今回の検証により、「AI BOX」が「Azure IoT Edge」を活用できるIoTデバイスになることに加え、特にネットワークカメラ映像をAIで画像認識するIoTシナリオなどにおいて、大量の映像・画像をネットワーク経由でクラウドに送り処理するのではなく、エッジの「AI BOX」においてAIを実行し、その処理結果だけをクラウドのAzureで可視化・分析できることが確認できたという。

 クラウディアンの「AI BOX」は、GPU搭載のNVIDIA Jetson TX2とLTE/WiFi通信モジュールを内蔵した防水・防塵・落雷対策済のエッジコンピューティング装置になる。「Azure IoT Edge」は、何百万ものIoTデバイスとソリューションバックエンド間で、セキュリティ保護された信頼性のある双方向通信を実現するAzure IoT Hub上に構築されるIoTを提供するサービスになる。

CLOUDIAN AI BOXとAzure IoT Edgeの連携イメージ

 今回、「Azure IoT Edge」エージェントと、モジュール管理と通信対応する「Azure IoT Edge」ランタイムを含む、「Azure IoT Edge」の複数モジュールを「AI BOX」上に展開し、次の検証を行った。

 ・AI BOXにAzure IoT EdgeモジュールをDockerコンテナで展開し、AI画像認識アプリケーションのワークフローを実行

 ・エッジのAI BOXでの分析・処理結果をクラウド側Azureに送信し、Azure IoT Stream Analyticsで可視化・分析

 次の段階としては、エッジで収集したサンプルデータをもとに、AIの自動学習をAzureで行い、認識精度をさらに高めて「AI BOX」に展開するという「AI再学習サイクル」の構築を行う計画だという。

 また、顧客のニーズに応じて、Azureの仮想サーバにS3 API互換のオブジェクトストレージ製品「HYPERSTORE」ソフトウェアを展開し、サンプルデータのマネジメントに使うことや、オンプレミスのHYPERSTOREとAzureのBLOBストレージを連携する活用も考えるとしている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/10739 2018/05/18 13:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング