今回は、普段働く作業場に焦点をあてて、Happy Hacking的な作業場のあり方を探ります。とかく「決められたもの」として考えがちな作業場ですが、実は十分改善の余地があるのです。あなたも作業場をHackしてみてはどうでしょう。
はじめに
「壁にいろいろ張り出したいのに張り出せる壁がない」「一緒のチームなのに席が離れている」「ホワイトボードが会議室にいかないとない」。こんな状況に遭遇した経験はありますか?
もし遭遇したら、あなたはどうしますか? 「ちょっと不便だけど、仕方ないから、うまくやりくりする」という判断をしていませんか? 今回のHappy Hackingは、こういった一見制約に見えてしまう仕事場という環境をHackします。
仕事場をHackするということ
冒頭のような状況に陥った時、または作業場所が「こうしたらもっとよくなるのに」というアイディアを思いついた時、あなたはどうしていますか?
もしそこで「でも作業場所は与えられた環境でなんとかするもの」という発想をお持ちであれば、考えを改めてください。今回はまさに、そのような固定観念を崩して頂きたいのです。作業場の改善といってもさまざまですが、どれも大きな効果を持たらすことが多いです。作業場所を、自分達の仕事がしやすいように改善することは、そこに働く人たちの権利です。権利は行使しなければ、効果を発揮しません。
何もしないうちから、諦めてはいけないということです。

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懸田 剛(カケダ タケシ)
株式会社 永和システムマネジメント所属。フリーランスエンジニア、教育、コンサルタントを経て、プロジェクトの見える化ツールTRICHORDの開発リードを努める。昨年に一斉を風靡した(?)腰リールメモの考案者でもある。個人の日記は http://giantech.jp/blog/最近はソフトウェア技術関...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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