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全ての会社がテックカンパニーになる時代~福田康隆と探るDX最前線

「DXはバズワード。本質はビジネストランスフォーメーション」武闘派CIO友岡賢二×福田康隆


 エレベーター・エスカレーターのフジテック株式会社(以下、フジテック)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて在宅勤務への切り替えを行った。在宅勤務にあたってはIT環境の整備が欠かせない。製造業において迅速に在宅勤務へシフトを可能にしたのは、その辣腕ぶりから武闘派CIOとも呼ばれる同社CIO友岡賢二氏だ。同氏にCIOとしての姿勢、そしてDXについてを福田康隆氏が聞いた。

コードをアップデートすることは、ビジネスをアップデートするのと同じ

福田康隆氏(以下、福田氏):友岡さんは武闘派CIOとして有名ですが、どのようなご経験を基に今のようなスタイルになられたのでしょうか? 私自身は1996年に日本オラクルに新卒で入社し、2014年にマルケトの日本法人の代表取締役社長を経て、現在は外資系SaaSベンダーの日本進出を支援するジャパンクラウドの代表を務めています。企業に導入していただくことが前提のビジネスなので、事業会社で辣腕を振るい続ける友岡さんのお話をぜひお伺いしたいと思っていました。

友岡賢二氏(以下、友岡氏):最初のキャリアは松下電器産業(現パナソニック)です。1989年入社で、当時は創業者(松下幸之助氏)もいらっしゃり、今のような大企業というよりはメガベンチャーの雰囲気をまだ持っていましたね。当時はソニーと比べられがちでしたが、ソニーはプロダクトでイノベーションを起こし、松下電器産業はビジネスオペレーションでイノベーションを起こしてきた会社です。同じ電機メーカーでもその成長の源泉は大きく異なり、私はビジネスオペレーションのイノベーションに興味があったので同社へ入社しました。

フジテック CIO 友岡賢二氏(写真左)ジャパン・クラウドのパートナーおよびジャパン・クラウド・コンサルティング社長の福田 康隆氏(写真右)
フジテック CIO 友岡賢二氏(写真左)
ジャパン・クラウドのパートナーおよびジャパン・クラウド・コンサルティング社長の福田 康隆氏(写真右)

友岡賢二氏プロフィール

1989年松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社。独英米に計12年間駐在。株式会社ファーストリテイリング 業務情報システム部 部長を経て、2014年フジテック株式会社入社。一貫して日本企業のグローバル化を支えるIT構築に従事。早稲田大学商学部卒業。

福田氏:当初から電機メーカーにご興味があったのですか?

友岡氏:いえ、どちらかというと創業者が経営に参画しており、かつ自力でグローバルビジネスを展開している企業に入社したいと考えていて、当時日本ではそれが自動車業界と電機業界だったんですね。

福田氏:入社してビジネスのオペレーションを行うようになったのですか?

友岡氏:それが入社したらエンジニアになれといわれて。数学と英語が得意だったからでしょうが。最初は戸惑いながら1500本くらいのCOBOLのプログラムをチェックして改善したりしていました。エンジニアとして出来は良くなかったと思いますが、膨大なコードを見ていくうちにビジネスプロセスとITの関係が見えてきたことが私の将来を変えました。

福田氏:ビジネスプロセスとITの関係。

友岡氏:はい。結局、ビジネスはコードで書かれており、それをコンピューターが実行しているということです。つまり、ビジネスをアップデートするためには、コードをアップデートする必要がある。そして、まだコード化されていない部分をコード化していけば、ビジネスだけでなく、社会全体をアップデートすることになるのではないかと。知的好奇心が刺激されたことは、今でも覚えています。

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デジタルとリアルがミラーリングされて、疑似体験が実際の経験と同じ価値を持つ

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この記事の著者

中村 祐介(ナカムラ ユウスケ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

福田 康隆(フクダ ヤスタカ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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