米現地時間3月9日、AT&Tはフォーティネットと提携し、マネージドセキュリティサービスのポートフォリオに企業向けSASE(セキュアアクセスサービスエッジ)を追加し、提供を開始することを発表した。
AT&T SASE with Fortinetは、ソフトウェア制御による広域ネットワーク(SD-WAN)、SASEフレームワークの基本となるネットワークセキュリティ機能、および24時間365日の管理を統合した、大規模かつグローバルな初のマネージドSASEソリューションだとしている。
「AT&T SASE with Fortinet」と「AT&T Alien Labs Threat Intelligenceプラットフォーム」との統合により、ネットワークセキュリティを可視化することで、SOCアナリストによる効果的かつ効率的なアラームへのレスポンスが可能になる。同サービスの提供は既に開始しており、2021年中にさらなる追加情報を発表する予定だという。
AT&T Cybersecurity バイスプレジデント Rupesh Chokshi氏は、「ネットワークとセキュリティのコンバージェンスにともない、多くの企業が、ネットワークにアクセスするアプリケーションやデータの管理と保護において、様々な課題に直面しています。AT&Tは、マネージドサービスによる統合ビジネスソリューションを提供してきた確かな実績と、ファイバーおよび5G接続のクラス最高のソリューションにより、優れたSASEを提供できる独自の立場にいます。耐障害性ネットワークの可視性と管理を可能にするこのソリューションは、迅速な適応とイノベーションを支援します」と述べている。
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