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Apple、Googleのプライバシー保護強化で、モバイル広告は死ぬのか?

【AppsFlyer + Amplitude + Braze】ウェビナーレポート

 Appleはここ数年「プライバシー」保護の取り組みを強化している。最近リリースされたiOS14.5では、IDFA(広告識別ID)の利用の許諾が必要となり、アプリ開発者による行動履歴の追跡を制限した。さらにGoogleも、ユーザーのトラッキングのためのCookieを廃止する方向を宣言している。こうしたトレンドは、企業のマーケティングを始めとする顧客データを活用するビジネスに大きな影響を与える。モバイル広告の3社が共同のウェビナーでは、こうした「ポストIDFA/Cookie」の時代に向けた顧客エンゲージメントの方向性が語られた。

iOS14.5によるIDFAの取得制限の衝撃

 Appleが今回リリースしたiOS14.5では、以前はデフォルトで広告主が取得できたユーザーのIDFA(広告識別ID)に対して、事前にユーザーの許諾が必要となる。また、Appleのユーザーの個人情報保護のためのフレームワークであるATT(App Tracking Transparency)もアップデートされた、

 この流れはAppleだけではない。Googleも同様にこれまでユーザーを特定するために利用してきたサードパーティのCookie利用を、2022年までに廃止する方向を打ち出している。

[クリックして拡大]
AppsFlyer Japan株式会社 Country Manager 大坪 直哉 氏
AppsFlyer Japan株式会社 Country Manager 大坪 直哉 氏

 このことは、企業のマーケティングを始めとする顧客データ活用にも大きな影響を与える。 “IDFAとCookieが死ぬことで、全てのマーケターは死ぬのか?” ―― この問いに、AppsFlyerのカントリーマネージャーの大坪氏はNOという。

「この状況はむしろチャンスであり、エンゲージメントの世界を深めていくことにつながります。マーケターにとっても勝者と敗者がはっきりするのです」(大坪氏)

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AppsFlyer:ポストIDFA時代のアトリビューション計測

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京部康男 (編集部)(キョウベヤスオ)

翔泳社 メディア事業部。同志社大学卒業後、人材採用PR会社に就職後1994年から翔泳社に参加。以後、翔泳社の各種イベントの立ち上げやメディア、書籍、イベントに関わってきた。現在は、嘱託社員の立場でEnterpriseZineをメインに取材・編集・書籍などのコンテンツ制作に携わる。 趣味:アコギ、映画鑑賞。...

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