Jamf Japan(以下、Jamf)は、SansanがJamfのMacユーザーのアカウント・認証管理ソリューション「Jamf Connect」を採用したと発表した。先に採用済みのAppleデバイス管理ソリューション「Jamf Pro」と合わせて活用することで、シンプルでストレスのないIT環境を構築し、ユーザー体験の向上を実現したという。
Jamf Connectの特長のひとつである「ゼロタッチキッティング」は、ユーザーに渡した状態から自動的に設定が完了するため、時間やプロセスを大幅に削減可能。対面での受け渡しを必要としない本機能が、コーポレートシステム部にとって大きなメリットであり、採用に至った理由だとしている。
また、JamfはIDaaSとしてOktaを採用しており、OktaがJamf Connectに対応していることも、採用の決め手になったという。本採用により、SansanのユーザーはMacを起動してから必要な操作が設定アシスタントとIDPへのログインのみとなり、自動ですべてのセットアップが行われるようになったとしている。
なお、Jamf ConnectはIT管理者のサポートに関連する課題を減らしつつ、ユーザー体験をシンプルにするソリューション。Jamf が最近統合したNoMADの技術も取り込まれ、プロセスの効率化を実現したという。エンドユーザーは、使用するMacの電源を入れ、OktaまたはAzureの認証情報を使ってサインインすれば、自身が認証されているあらゆる企業アプリケーションにアクセスすることができるとしている。
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