SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

Snowflake「Data Drivers Awards」受賞者インタビュー(AD)

直感よりデータを重視 なぜサイバーエージェントのデータドリブン文化にSnowflakeはマッチしたか

Snowflake「DATA DRIVER OF THE YEAR」:サイバーエージェント

データ量の増加、柔軟なデータベース設計などのニーズにも対応

──データ活用を推進する中でも試行錯誤されていると思います。Snowflakeを導入する前には、どのような課題がありましたか。

黒崎氏:取り扱うデータ量がどんどん増えていくことが悩みの種でした。もちろん、鷹雄を中心に様々な基盤を用意することで、データにアクセスしやすいよう整理されてはいましたが、システムへの負荷も増していました。昼間にたくさんの人がデータにアクセスすることで負荷がかかり、夜間にはバッチ処理が走っている状況でしたので、クラウドのように使いたいときにつかいたいだけ利用できるものを探していました。

鷹雄氏:Snowflake導入前の課題としてデータ量はもちろん、テーブルやスキーマなどデータベースの設計に関するものもありました。柔軟に多様なデータを分析できるような仕組みを求めていて、色々なサービスを使ったのですが、データの変換にコストがかかっていたのです。そこで、Snowflakeなら非構造化データも柔軟に扱えるということで使ってみると、設計の時間が大幅に削減できました。

 また、コストも安いですし、投資すればするほど処理速度も上げることができます。たとえば、1時間かかっていた処理を1分で終わらせる、60倍の処理もできます。すると、インフラだけでなく分析者のコストも下げることができます。

──実際、Snowflakeは導入しやすかったのでしょうか。

鷹雄氏:導入しやすいと思います。たとえば、Snowflakeを評価するため、アカウントごとに400ドル分のクレジットが付与されています。400ドルというのは、試用のためだけならば簡単に使いきれない額なのですが、すぐに色々と試すことができて良かったと思います。

黒崎氏:私も鷹雄が使っていることを知り、せっかくなので試してみようと思いました。アカウント登録時にクレジットカードなど決済情報の登録も必要なく、すぐに400ドルの無償枠を試すことができました。また、アカウントを作成といった色々な設定にも手間がかかりません。実際に、自分たちのプロダクトデータをインポートして小さな構成で試してみると、データ量が大きくなったからといって極端に性能が悪くならないことが確認できました

 さらに、ドキュメントも充実しているため、基礎的な知識だけでも扱えます。実は当初、本格的な導入は考えていなかったのですが、「これはいけるぞ」という気持ちも持てたため全面的な採用に至りました。

次のページ
社員の4人に1人はエンジニア。直感よりデータを重視する企業風土にマッチしたSnowflake

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
Snowflake「Data Drivers Awards」受賞者インタビュー連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/15238 2022/04/08 10:04

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング