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第4回

過酷な環境、自分の仕事、部下の管理、顧客の対応に加えて、メンタル不調の部下へのフォロー、他部署との連携…。増える一方の業務をどのようにこなしていけばよいのでしょうか? 日々どう考え、どのように組織をマネジメントしていくのかを事例を交えながら考えていきましょう。

過酷な日々―管理職Kさんの事例

 忙しい日々を送る管理職のKさん、部下A君がメンタル不調のため3か月の休職となってしまいました。すぐに欠員を埋めるのは難しく、当面は今の人数で業務を行わなければいけないと話し始めました。

 

 A君がいてもギリギリだったのに、今は他の部下たちに更に無理をさせている。

 でもそれも限界。疲れや不満で職場の空気がピリピリしている。

 誰か困っていても手伝う余裕はない。

 何かあるとお互い非難するので、皆自分のことだけを片付けるという感じだ。

 意志疎通が少ないために問題への対処が後手に回る。

 こっちの対応をすれば、今度はあっちで何か起こるといった状態になっている。

 

 そもそもA君はもうちょっと頑張れなかったんだろうか。

 他の部下も、仕事なんだから感情的になってほしくない。

 最近の若者は忍耐力がないというか、なんというか。

 あいつらを変えるにはどうしたらいいでしょうね?

 すぐには変わらないだろうな。

 

管理職Kさんが抱える職場の問題
管理職Kさんが抱える職場の問題

 話自体はそれほど珍しいものではありません。さて、皆さんはどのようにこの問題に対応しますか?

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問題志向とは何か

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この記事の著者

株式会社ピースマインド 臨床心理士 梶原 成子(カジワラ シゲコ)

大学院修了後、情緒障害児治療施設・不登校支援施設、スクールカウンセラー、医療機関における多様な心理臨床業務に携わり、悩みを抱えた個人・家族へのカウンセリングを始め、その周囲の関係者への心理支援、コンサルテーションを行う。現在もそれらを続ける傍ら、ピースマインドカウンセラーとしても勤務。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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