ラックと野村総合研究所(以下、NRI)は3月14日、クラウドプラットフォーム向けマネージドセキュリティサービス(MSS)を提供する「ニューリジェンセキュリティ株式会社」の設立を発表した。新会社は1月21日付で締結したラックとNRIの資本業務提携契約に基づき、出資比率50:50で設立し、4月1日より事業を開始するという。

新会社は、ラックとNRI、およびNRIセキュアテクノロジーズの3社が培ってきたセキュリティ関連の技術・知識・経験を持ち寄る。さらに、AIの活用など先端技術分野にも取り組み、企業が求める高度なクラウドセキュリティの実現を支援するマネージドセキュリティサービスを提供するという。
なお、新会社名はフランス語で雲を意味する「Nuage」と「Intelligence」を組み合わせたもので、クラウドセキュリティ分野においてIntelligenceを提供するという意味を込めたとしている。
新会社の概要
- 商号:ニューリジェンセキュリティ株式会社
- 設立日:2022年3月14日
- 事業開始日:2022年4月1日
- 本社所在地:東京都渋谷区(シェアオフィス利用)
- 代表取締役社長:大野 祐一
- 資本金:2億円
- 出資比率:ラック50%、NRI50%
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