IBMは3月25日(米現地時間)、IT管理ソフトウェア会社であるFlexerとIBM Turbonomic Application Resource Management(ARM)との新しいソリューションを発表した。
両社がTurbonomic ARMとFlexera Oneを統合・開発した新しいソリューションでは、アプリケーションのパフォーマンスとガバナンスを継続的にモニターするなど、オンプレミスからSaaS、クラウドまでのIT資産を可視化できるという。
これによりユーザー企業は、ソフトウェア・ライセンスのコンプライアンス違反に対する罰則などのリスクを軽減し、コスト最適化にも活用できるとしている。
IBM Automationのディネシュ・ニルマル氏は、IT専門家は運用・改善するという責務があるものの、さまざまな問題に直面した際は実践が難しくなると述べる。複雑さが増しているからこそ、両社が開発したITとビジネスの自動化機能のソリューションを提供したとのことだ。
【関連記事】
・IBMとSAPが「RISE with SAP」における連携を強化
・りそなHD・NTTデータ・日本IBM、金融プラットフォームを提供する新会社「FinBASE」設立へ
・GMOあおぞらネット銀行が日本IBMのAIOps「Instana」でシステム管理を効率化