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NEC、データセンターに「Microsoft Azure ExpressRoute」の接続拠点を開設

 NECは6月6日、NEC印西データセンターにおいて「Microsoft Azure ExpressRoute」への接続拠点を、6月に開設すると発表した。また、Azureと低遅延かつセキュアな接続を可能にする「NEC DX ネットワークサービス」を9月に提供開始するという。

接続拠点の利用ケース
接続拠点の利用ケース

 NECは、データセンターのインターコネクテッドエコシステムから創出されるサービスを提供することで、顧客のDX加速を支援する。今後、クラウド事業者をはじめとしたサービスプロバイダーなどエコシステムパートナーとの協業を進め、このインターコネクテッドエコシステムを強化するという。

 なお、今回の取り組みはMicrosoftとの協業の一環で、これらのサービスを2025年度までに100社への提供を目指すとしている。

NEC DX ネットワークサービスの特長

 顧客のIT資産とAzureを閉域網で直接接続する「Microsoft Azure ExpressRoute」と、NEC印西データセンター内での構内ネットワーク接続サービスを提供する。これにより、閉域網接続による高セキュリティの保持、冗長化による高可用性の実現、高帯域接続による大容量トラフィックの利用が可能となるという。さらに、物理回線を1式利用することで、Azureとの閉域接続だけでなく、インターネット接続サービスやNECの主要データセンターへの接続、外部サービス連携による他クラウドサービスとの接続も可能。

「NEC DX ネットワークサービス」概要図
「NEC DX ネットワークサービス」概要図

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