テリロジーは、米SecurityGateと4月6日に国内販売代理店契約を締結した。
同締結は、OT/ICS分野のセキュリティポートフォーリオを拡充するためであり、SecurityGateのリスクマネージメントSaaSプラットフォームを追加したという。

機能概要
- Intelligent Insights:ダッシュボードでは、リスクスコア、アセスメントステータス、および修復のインサイトを提供。スプレッドシートや手作業によるヒアリングプロセスとは対照的に、ユーザー、プロセス、テクノロジーをダッシュボードで一元管理する自動化プロセスの仕組みを提供する
- Faster, Low-Impact Assessments:従来の手作業の手順を削除し、アセスメントプロセスを自動化して作業効率を高めるという。SecurityGateには、業界標準のサイバーセキュリティフレームワークが組み込まれており、独自のカスタムフレームワークをアップロードできる
- Entities Dashboard:ダッシュボードに表示されるデータは、アセスメントと修復、コンプライアンス、成熟度から取得されたもので、企業全体の現在のリスクがどのように見えるかをコンテキスト化されたビューで提供する
- Module Builder:既存のカスタムアセスメントフレームワークを使用したいユーザー、または新しいフレームワークを作成したいユーザー向けの機能。標準業界のサイバーセキュリティフレームワーク全体から事前に作成された質問ライブラリーを選択し、必要に応じて編集するか、独自の質問を追加できる
- OpenAPI:HTTPを介してデータをクエリーし、RESTfulAPIエンドポイントを介してJSON形式でデータを取り込むことができる
同社は、数年後には日本におけるOT/ICSセキュリティ市場のリーディング企業を目指すとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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