北九州市と日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は8月4日、地域のDX推進や雇用の創出および企業誘致活動の促進を図るための連携協定を締結した。
これにともない日本IBMは、顧客や地域の協力会社、地方自治体と共創しDXを推進する拠点として「IBM地域DXセンター」を福岡県北九州市に11月に新設するという。同センターは、システム開発と運用、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)を含むプロダクト/サービス開発を先進的なテクノロジーや手法の活用により高度化。DX人材の育成やイノベーション創出を地域の企業やスタートアップ、大学と産官学で共創する拠点として、北九州市への企業誘致などの中核となり、DXを加速して地域経済に貢献するとしている。
なお、IBM地域DXセンターは他に北海道札幌市などに展開しており、北九州市は4ヵ所目だという。年内には中国地方への開設も予定している。
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