セキュリティ規格を全省庁へ EY Japan西尾素己氏が語る、サイバー人材活躍のための2つの提言
必要なのは、攻撃を学ぶ環境と欧米に匹敵するセキュリティ戦略
DX推進やその人材育成が叫ばれる中、同時に注目を浴びつつあるのがサイバーセキュリティ人材である。新型コロナ禍の影響もあり、多くの企業でオンプレミス環境からクラウド化が進むと同時に、Emotetを始めとしたランサムウェアや海外からのサイバー攻撃などセキュリティ環境が問題になりつつあるのが現状だ。そのため官民ともにサイバーセキュリティ人材の確保と育成を急ピッチで進めている。しかし、その状況に警鐘を鳴らしているのが幼少期よりサイバーセキュリティに携わり、EY Japan最年少パートナーに就任した西尾素己氏だ。西尾氏は、真のセキュリティ人材を育てるにあたり、日本には「善管注意義務」と「『攻撃』を学ぶ環境」が海外に比べ欠如していると指摘する。インタビューを通し、その理由に迫った。
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