メインフレームやオープン化の時代にはIT市場をリードしていたIBMは、クラウド化以降はAWSやMicrosoftの後塵を拝している。SoftLayer買収などのクラウド戦略では存在感を示せず、AIブームの先駆けとなったWatsonも収益インパクトは薄く、現在では停滞感が拭えない。起死回生の一手は、Red Hat買収によるマルチクラウド戦略、そして起死回生をかけたマネージド・インフラストラクチャ・サービス事業でのKyndrylの分社化だ。ハイブリッドクラウドとAIへの注力、さらには業界大手の競合企業とも組むエコシステムの戦略について、同社のロブ・トーマス氏が語った。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア