2009年6月10日、麻生太郎首相は日本における2020年までの温室効果ガス削減目標を、2005年比で15%とする中期目標を記者会見で明らかにした。この2005年比15%という数字を京都議定書で基準とした1990年比で計算し直すと、8%の削減となる。京都議定書で約束していた6%にわずか2%の上積みであり、欧州や中国などの国々からは日本の目標値設定の低さに落胆の声も上がっている。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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