SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

昨年のサイバー攻撃数は過去最高を記録し前年比38%増 チェックポイントがセキュリティレポートを発表

 チェック・ポイントの脅威インテリジェンス部門チェック・ポイント・リサーチ(以下、CPR)が、「2023セキュリティレポート」を公開した。レポートでは、2022年のサイバーセキュリティ情勢について触れられている。

 2022年、最もサイバー攻撃の標的とされた業界は依然として教育・研究分野であった一方、保健医療分野に対する攻撃は、前年比74%増と大幅に増加。

 なお2022年のサイバー攻撃数は前年比で38%増加し、1組織当たり週平均1,168件の攻撃が記録されたという。

 2022年の特徴としては、ハクティビズムの拡大といった、国家と関わりのないハクティビズムグループが以前にも増して組織化され、効果的な行動を取るようになっていることを指摘。

 また、ランサムウェアによる攻撃は特定と追跡の難易度が増していることから、今後暗号化操作の検知に基づく既存の保護メカニズムが一層効果が低下する可能性があるという。

 他にも、クラウドベースのネットワークに対する攻撃が急増しており、2022年、1組織当たりの攻撃数は前年比48%増となっている。

 今回の発表を受け、チェック・ポイントのリサーチ担当VPであるマヤ・ホロウィッツ氏は次のように述べている。

 「今後1年間にわたり、攻撃量は確実に増大すると見られます。クラウドへの移行はサイバー犯罪者にとって攻撃対象の拡大をもたらし、私たち皆が日常的に利用する正規ツールもこれまで以上にサイバー犯罪者に操られることが増えるでしょう。さらに、サイバースキルギャップの拡大や、分散型ネットワークの複雑性といった要因が加わることにより、サイバー犯罪者にとっての絶好機と言える“パーフェクト・ストーム”が到来しています」

【関連記事】
チェックポイント、ロシアハッカーによるChatGPT悪用状況を確認し警鐘を鳴らす
チェックポイント、2022年のサイバー攻撃トレンドを発表 日本は前年比29%増に
休止していたEmotetが日本国内で復活 チェックポイント、11月の世界脅威インデックスを発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/17440 2023/03/02 14:30

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング