パロアルトネットワークスは、新たなセキュリティソリューションであるZero Trust OT Securityを発表した。
Zero Trust OT Securityは、主要コンポーネントとして新しいクラウド配信型のIndustrial OT Securityサービスが組み込まれている。同社のネットワークセキュリティ製品であるハードウェアおよび次世代ファイアウォール(NGFW)、Prisma SASEを利用している利用者であれば、追加のセンサーを設置することなく、用意に導入可能だという。
Industrial OT Securityには、業界で初めてMLを搭載したOT可視化エンジンを使用しており、数百に及ぶ独自のOTデバイスプロファイルや、1,000を超えるOT/産業用制御システム(ICS:Industrial Control System)アプリケーションを認識する。
また数百もの異なるOT脅威シグネチャを備えており、セキュリティの確保が難しい資産を保護できるよう支援する。特徴としては、セキュリティチームがプロアクティブにリスクを把握し対策を講じるのに役立つほか、資産の挙動を継続的に監視、分類、可視化することで異常を即座に発見し、ファイアウォールポリシーに従って対処することが可能だとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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