primeNumberは、データ分析基盤の総合支援サービス「trocco」と、Salesforce Sales Cloudの連携を強化したことを発表した。
これにより、troccoによるデータ転送設定を一括作成・管理できる「マネージドデータ転送」が、転送元のSalesforceに対応。企業は、Salesforceからデータを転送し、活用できるようになるという。

troccoは、点在するデータを分析基盤に自動で転送・統合できるが、データベース内に含まれる複数のデータソース(MySQLのテーブルや、Salesforceのオブジェクトなど)に対して、設定を個別に作成・管理する必要がある。
マネージドデータ転送を用いることで、複数の設定をデータベース単位で一括作成・管理し、作業時間を短縮できるとしている。


また、設定を作成した後でも、転送元のデータソースの増減を検知し通知することで、管理者は、データを最新の状態にすることが可能。分析者もスムーズにデータを活用でき、エラーの発生頻度を下げられるという。
たとえば、Salesforceに標準で備わっていない、販売管理やサービスの契約に関するカスタムオブジェクトの増減を検知。これにより、分析者が顧客・契約別の売上や傾向を把握できるとしている。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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