LegalOn Technologiesは、会社の意思決定に関するプロセスを可視化するとともに、アクションの実行を支援する「意思決定プロセスマネジメントシステム」のβ版をリリースした。

企業では、経営会議を始めとする会議体を通して多くの意思決定が行われるが、決定したアクションが実行されない、決議後に決議内容のモニタリングや検証がなされないままになっているなど、様々な課題があるという。同システムでは、意思決定情報を見える化し、経営の意思決定を現場に伝達。決議された事象を抜けもれなく実行まで、一連の意思決定プロセスを管理できるとしている。
なお、同社はこれまで、法務領域に特化した製品(AI契約審査プラットフォーム、AI契約管理システムLegalForceキャビネ、米国市場向けLegalOn Review)を提供してきた。同システムは従前の製品群と異なり、法務以外の領域として初のプロダクトだという。
同システムは今後、OpenAIのGPTモデルに代表されるAI技術・大規模言語モデル(LLM)を活用することにより、企業の意思決定領域において、新しい顧客体験を提供していくとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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