意思決定に関する記事とニュース
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2014/02/10
ビジネスは現状分析から未来予測で勝負する時代へ/千寿製薬、大阪ガスの課題解決への取組み
2013年12月10日、東京大学伊藤国際学術研究センターにてインテグラート株式会社主催により「インテグラート ビジネスシミュレーションフォーラム 2013『未来を構想するテクノロジー〜経営理論とITの活用による中長期の成長実現〜』が開催された。このフォーラムはビジネスの未来を予測するための同社のITソリューション活用法の紹介を目的としたもの。各種企業で経営企画や投資評価などに携わるビジネスリーダーが参加者の多くを占めるなか、基調講演では慶応義塾大学の夏野剛氏が「IT時代に求められるリーダーの責...
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2013/08/08
意外と知られていない分析結果の正しい伝え方 - 「可視化」に含まれる二つの意味
前回の記事では、最重要データだけではなく、その構成要素も含め日常的かつ構造的にモニタリングを行うべきことと、仮説検証手法として「カイ二乗検定」をぜひマスターし、ビジネスにおける意思決定の質を向上させていただきたいこと、についてご説明しました。今回は、本連載の最終回として「可視化」と「課題に対する結論と新たな課題の発見」について、ご説明いたします。今までの連載はこちら。
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2013/07/17
意思決定の質を向上させる統計的検定のすすめ 「“カイ”より始めよ」
前回の記事では、分析を開始する前には、仮説をチェックし分析で達成したい目標(ゴール)に関するあいまいさを排除すべきこと、および、データ分析においても「80対20の法則」は有効で、やみくもにデータを集めるのではなく必要不可欠なデータを十分に見極めた上でデータを収集すべきことについて、ご説明しました。今回は、「データの分析」と「統計的な解釈」について、ご説明いたします。今までの連載はこちら。
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2013/06/18
データ分析にも有効な「80対20の法則」
前回は、ビジネスにおける“正しい”分析プロセスとは、事前に準備された計画に沿いつつ、さまざまな状況変化に応じて臨機応変に対応するものであること、そのなかで「ビジネスの世界」と「データの世界」を行き来するものであることをご説明しました。また、プロセスの最初のステップである「課題の設定」では、課題の明確化や仮説の洗い出しが重要であることについて解説しました。今回は、2番目と3番目のステップである、「分析ゴールへの翻訳」と「データの収集」について、ご説明いたします。
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2013/06/04
データサイエンスは、「ビジネスの世界」と「データの世界」を巡る旅
前回は、データサイエンスに関してビジネス部門の方々にとって大切なことは、ソフトウェアや分析手法の詳細を理解することに時間を費やすのではなく、データサイエンスを通して成果を得るのに欠かせない知識やスキルの習得に注力すべきであること、そして、そのための最初のステップが正しい分析プロセスの理解であることをご説明しました。今回からいよいよ、分析プロジェクトにおいてよくある「落とし穴」やその「回避方法」をまじえながら、ビジネスにおける正しい分析プロセスについてご説明いたします。
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2013/05/10
データサイエンスのすすめ-ビジネス部門の意思決定に必要なものは「ソフトウェア」や「分析テクニック」ではない
ネットや書籍で目にする機会が急激に増加している「データサイエンス」は、これからのあらゆるビジネスパーソンに必要なスキルです。なぜなら、答えが見えない、何が問題なのかさえ分かりにくい現在のビジネス環境では、データサイエンスを使いこなせるかどうかで、圧倒的な差がつき、これまでのビジネスや組織のあり方を変革するほどの影響力を持つからです。本連載では、主にビジネス部門に所属する多忙なミドルの方々に向けて、データサイエンスを効率よく理解し、そこから成果を得るためのポイントをご説明いたします。
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2008/11/11
合意形成と意思決定に活用する「計測」の現在
一人のベテランが経験と感覚で牛耳るレビューが他の開発者の意欲を減退させるケース。あるいは、情報がまるで上がってこないため発注者が重要な意思決定のタイミングを逃すケース。ソフトウェア開発でよく聞くこれらの問題は、発注者から開発者まで全ての参加者が納得する「尺度」がないことに起因している。奈良先端科学技術大学院大学・森崎修司氏は、合意形成、意思決定に役立つ新しい計測手法を紹介。その最新動向と今後の展開を語る。