DataRobotとSBIホールディングスは、パートナーシップを拡大する計画を発表した。同計画は、SBIホールディングスによる投資と、DataRobotのシングルテナントSaaSプラットフォームを複数の金融サービス分野に導入する拡張ライセンスの購入を通じて、AI・機械学習分野におけるパートナーシップを深めるものだという。
両社は2020年12月、戦略的資本業務提携を行い、SBIホールディングスおよび子会社のSBIインベストメントが主導する「SBI 4+5ファンド」からDataRobotへ出資を実施。SBIグループは、今回の追加出資を機にDataRobot AI Platformの利用拡大と、より多くのソリューションをグローバル規模で適用することを目指すとしている。
パートナーシップの拡大により、SBIホールディングスは、DataRobotとAIプラットフォームを活用するSBIグループ各社へのサポートにおいて協業。またDataRobotは、SBIグループ各社のAIプロジェクトに関する戦略、開発、実行、プラットフォームを利用・管理する様々なユーザーに対するAIトレーニングをサポートするという。
【関連記事】
・DataRobot、エヌエヌ生命の引受査定業務をAIで支援 最短3分の医務査定目指す
・DataRobot、ウェザーニューズとデータパートナー契約締結 天気データ分析で需要や売上を予測
・DataRobot、Algorithmia買収でMLOpsアーキテクチャを強化