アシストは、提供するインターネット分離ソリューション「Ericom Shield」が、我孫子市役所に採用され、職員の利用開始から1年以上の安定稼働が実現していることを発表した。
自治体ネットワーク強靭化環境では、インターネット接続系ネットワークとLGWAN(統合行政ネットワーク)接続系ネットワークの分離により、セキュリティ面での安全性が担保される一方で、業務の効率性、利便性が課題となっていたとのこと。リモートデスクトップサービス(RDS)を活用したインターネット分離システムを利用していた我孫子市でも、業務効率の低下や、マルウェア感染リスクなどの課題を抱えていたという。
我孫子市は、Ericom Shield採用のポイントとして、以下の3点を挙げている。
- ローカルブラウザと仮想ブラウザの使い分けが不要なだけでなく、ユーザー教育や専門知識も不要
- 仮想コンテナベースのアーキテクチャにより、インターネット接続系ネットワークのセキュリティリスクを抑えることが可能
- ファイル無害化システムが組み込まれており、インターネット上から無害化されたファイルを自動的にダウンロード可能
アシストと販売パートナーである大崎コンピュータエンヂニアリングは今後も、我孫子市のEricom Shieldに関する運用保守を支援するという。
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