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資生堂、24,000人の社員を対象にSAPの人事クラウドを稼働開始

 SAPジャパン、資生堂ならびにEYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下、EYSC)は、資生堂の人事改革を支えるシステム基盤として、SAPの人事クラウド「SAP SuccessFactors」の機能の一つである人事・給与管理システムを、日本における従業員24,000人を対象に2023年3月に稼働開始したと発表した。

 今回の人事・給与システムの導入にあたり、SAP SuccessFactors のモジュール間(タレントマネジメント、人事管理、給与計算)はもちろん、既存の勤怠等の周辺人事システムともシームレスにデータ連携し、SAP SuccessFactorsを中心に人事データの流れをシンプル化したという。

 また、人事業務全般の業務フローの問題点を洗い出し、フローの最適化、業務標準化も図った。それにより、人事業務全般にかかる人件費やシステムの保守・運用にかかるコスト削減、および自動化・効率化を通じた従業員の生産性向上を実現していくとしている。

 なお、システムの導入・構築については、SAPが人事管理領域、EYSCが給与管理領域を担当したとのことだ。

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