Miroは、ユーザーのイノベーションを加速するため、新機能および機能アップデートを複数発表した。これらには生成AIを活用した「Miro アシスト」の導入などが含まれており、イノベーションを支援する複数機能が利用可能となったほか、ダイアグラム作成やAzure DevOpsとの統合が強化されたという。概要は以下のとおり。
AI機能の強化
- Miro アシストの導入:ボード内に記載されている文章の文脈まで理解することで、新たな製品やアイデアを生み出すことができる
- Miro アシストの新しい使用例:プレゼンテーションの草案作成やアクションリスト作成などを自動的に生成できる
- アクセスポイントの拡張:Miro アシストは、Miroボードに直接統合された大規模言語モデルインターフェースを備えた対話モジュールを介して利用可能。疑問や質問に回答するだけでなく、チャット形式、または付箋やプレゼンテーション、画像などの視覚的な形式で、新しいコンテンツを生成できる
ダイアグラム作成の機能強化と統合
- AIダイアグラム作成:Miro アシストでは、シーケンス図を作成することができ、文章で説明することでプロセス全体をマッピングすることができる
- MiroとDraw.ioの統合:Draw.ioが提供するダイアグラム作成機能をMiro内で活用できるようになる。また、レイヤー、タグ、スマートコンテナ、自動レイアウト、ルーラー、カスタムガイド、シェイプパックへのアクセスなどの機能も利用できる
- クラウドシェイプパック拡張:クラウド可視化機能を拡張し、Salesforceが追加される。また、Google Cloud、Azure、AWSを含む既存のシェイプパックも更新している
製品開発ワークフロー
- Azure DevOpsと製品計画:Azure DevOpsとの統合を更新。Azure DevOpsのユーザーは、Miroのオンライン四半期計画機能、Planner、およびDependencies Appを利用できる
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