SAPジャパンは、石川県に対して、2024年能登半島地震における避難所情報を網羅的に把握するためのデジタル技術を活用した避難所データ集約・可視化アプリケーションを開発し、提供した。
同アプリケーションは、「SAP Business Technology Platform」を活用して開発。避難所情報に関する複数システムのデータを収集して石川県防災情報システムへの登録の必要可否の確認を市町職員が行い、同システムに反映することで、正しい避難所情報の一元管理につなげているという。
この知見をベースに同社は、大分大学やINSPIRATION PLUSと進めている災害情報活用プラットフォーム「EDiSON/PREIN」としてソリューションの拡充を推進。デジタル活用による能登半島地震の継続的な支援を行っていくとしている。
![避難所データ集約・可視化アプリケーションと周辺システムの構成<br/>[画像クリックで拡大表示]](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/19075/19075_01.png)
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![避難所データ集約・可視化アプリケーションの避難所マップ<br/>[画像クリックで拡大表示]](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/19075/19075_02.png)
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