LinkedInは、事業の拡大と従業員数の増加に伴い、本社を東京ミッドタウン・タワーの新オフィスに移転した。
これまでの5倍の広さを持つ新オフィスは、従業員だけでなく、クライアントやLinkedInメンバーと最適な交流をするために設計したという。スキルベースの採用やLinkedInを効果的に活用するセッションを開催し、キャリアを築く学生やプロフェッショナルを支援するとしている。
また、オフィスに併設して、LinkedInラーニングのコンテンツを制作するライブアクションステージ形式のメディア制作機能を備えたウィスパーブースを、今年中に開設する予定とのことだ。
新オフィスのデザインは、日本の伝統的な釘を使わずに木材を組み合わせる技法である「木組み」構造に着想を得て設計し、日本の建築文化における美しさと機能性を象徴しているという。また、世界中のLinkedInオフィスのロゴは、その地域の意味が込められたものをモチーフに制作されており、日本の新オフィスでは、伝統的な修復技術の「金継ぎ」をモチーフに制作。シンプルでありながら洗練された「和」の要素を取り入れることで、訪れた人に驚きや安心感を与えることにこだわったとしている。
【関連記事】
・LayerX、東銀座へ新オフィスを移転 フルリモートの中、「出社したくなるオフィス」をテーマに設計
・日本IBM、虎ノ門ヒルズに本社を移転 企業の枠を超えた“共創”推進へ
・リミニストリート、大崎にオフィスを移転し日本での活動を加速へ