中国と北朝鮮により繰り返される「標的型攻撃」──MITRE ATT&CKをひも解き、攻撃手法を解説
第6回:20年以上前から廃れず、標的型攻撃の脅威は甚大化
「標的型攻撃」は筆者の知る限り、20年以上前から続いている“国家による”攻撃であり、国家により目的や手口、使われるマルウェアやツールが異なります。たとえば、中国は主に知的財産の窃取、北朝鮮は銀行や暗号通貨を狙う傾向があるでしょう。とはいえ、すべての攻撃グループや手口を説明できないため、本稿では中国や北朝鮮による攻撃について説明します。
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本城 信輔(ホンジョウ シンスケ)
サイバーリーズン合同会社 Japan CISO 本城 信輔(ほんじょう しんすけ)
アンチウィルスベンダーやセキュリティ企業において、20年以上に渡りマルウェア解析業務に従事。豊富な定義ファイルの作成経験があり、サンドボックスの検知技術やAIによる検知技術の向上にも関わってきた経験からマルウェア対策技術に...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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