アクセンチュアとGoogle Cloudは2024年9月17日、Fortune500企業に対し、生成AIおよびサイバーセキュリティ領域におけるソリューションの提供体制を強化したと発表した。今回の協業強化に基づき、両社はテクノロジーに関する専門知識、エンジニアリングリソース、およびAI最適化ツールを活用し、顧客企業の生成AIの全社導入を加速させるとしている。
具体的には、アクセンチュアのマネージド型の攻撃検知・対応サービス(MxDRサービス)とGoogle Security Operationsを統合。Google Cloudのセキュリティに特化した生成AIプラットフォーム機能、アクセンチュアの生成AI運用におけるケイパビリティを拡充させたという。加えて両社は、アクセンチュアのクライシスマネジメントやコンサルティングの専門チームとMandiantのフロントライン インテリジェンスを組み合わせ、顧客企業が高度なサイバー脅威を迅速に特定し対応できるよう、共同でサービスを提供するとしている。
また、両社は生成AI案件の各段階をサポートするべく、顧客サービスへの投資を進めているという。これには、迅速なプロトタイプ制作やAI準備状況(レディネス)の評価、生成AIを用いたビジネスアプリケーションや顧客体験の刷新に向けた基盤構築機能が含まれるとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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