2024年12月4日、キャディは、同社が提供する図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」が、ヤンマーホールディングス(以下、ヤンマーHD)に導入されたと発表した。
ヤンマーHDは、2025年度までの中期計画において「DXに対応する次世代経営基盤の構築」を推進。図面やBOMを管理するPDM、購買情報を管理するEDIなどのシステムが個別最適化されており、データのサイロ化が課題となっていたという。
同社では、CADDi Drawer導入にあたり、同社の事業会社の一社にて半年間の活用検証を実施。その結果、 バリューチェーンの各部門で業務効率化の効果が見込まれることが明らかになったという。検索・選定・査定・分析・情報連携・教育の効率化が進むことで、図面の標準化や流用設計の推進、コスト意識の向上が期待されているとのことだ。
今後は、事業会社における本格的な導入を推進し、他事業への展開を目指すとしている。
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