三井情報とワークデイ(Workday)は、財務管理領域における戦略的パートナーシップ契約を締結した。同パートナーシップ契約を通じて、三井情報は国内の企業向けに「Workday ファイナンシャル マネジメント」の導入・運用支援を提供するとしている。また、両社共同で販売・マーケティング活動を行っていくとのことだ。
Workday ファイナンシャル マネジメントは、Workdayプラットフォーム上に構築されたSaaS型ソリューション。財務管理プロセスを自動化することで効率化の向上とスピードの加速を実現するという。また、Workdayプラットフォームを情報源とし、企業内の部門ごとの財務状況に関するリアルタイムな情報を提供して、正確性とスピードが担保された意思決定を可能にするとしている。
具体的な施策
バリューアセスメントサービスの提供
三井情報はWorkday専用ディスカバリーセンターを開設し、Workday ファイナンシャル マネジメントの導入・運用支援サービス提供に加え、企業の財務管理状況や課題ヒアリング、導入後のビジネス効果の可視化をサポートするという。
実績に基づく戦略的な導入支援
三井情報の、商社、流通、不動産、通信、金融業界などといった顧客への支援実績、および国内企業の基幹システム構築における、コンサルティングからシステム導入、既存システム連携、保守運用までの実績と、ワークデイの財務管理領域におけるグローバル企業を支援してきた実績と知見を合わせることで、顧客の競争優位性を確保するための戦略的な導入を行うとしている。
Workday ファイナンシャル マネジメントの導入・運用支援体制の構築
三井情報は、今後5年以内にWorkdayの認定資格を20名が取得することで導入・運用支援体制を増強し、40社へのWorkday ファイナンシャル マネジメントの導入を目指すと述べている。
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