ワークスアプリケーションズ(以下、WAP)は、相鉄ホールディングス(以下、相鉄HD)が経費精算・管理システムを含めて「HUE ACシリーズ(以下、HUE)」へ移行することを明かした。
相鉄HDは、「HUE Classicシリーズ」からHUEへのアップグレードを通じて、運輸業特有の款項目節の科目体系・材料管理を含む固定資産管理機能を維持しながら、経費精算・請求書業務をワンパッケージに統合。あわせてHUEデジタルインボイスを導入することで、業務全体の効率化を目指すとしている。
なお、相鉄HDが採用した製品は以下8製品とのことだ。
- 財務会計・管理会計システム「HUE Financials & Strategy」
- 債権・債務管理システム「HUE Accounts Payable/Receivable」
- 固定資産管理システム「HUE Asset」
- 財務・資金管理システム「HUE Treasury」
- 経費精算システム「HUE Expense」
- 証憑電子データ管理サービス「HUE Works Suite DX Solutions Electronic Book Maintenance」
- クラウド請求書送受信サービス「HUEデジタルインボイス」
- チャットボット「HUE Works Suite DX Solutions Chatbot」
相鉄ビジネスサービス 経理財務担当 第2決算ユニット課長 後藤氏のコメント
相鉄ビジネスサービスは相鉄ホールディングスのシェアードサービス会社として、長年、基幹システムとしてHUE Classicを使用してきましたが、業務やグループ会社ごとに異なるシステムが混在し、管理・運用の効率化が課題でした。今回のアップグレードと新規導入により、請求書業務や経費精算を含むフロント領域から会計領域までを統合し、業務の効率化と一元管理を実現できます。HUEデジタルインボイスの導入で、取引先の負担を軽減しながら請求書受領業務のペーパーレス化を推進し、AI-OCRや将来的なPeppolの活用によるデジタル化を加速できます。また、HUEに一元化することで、効率よく整合性の取れたデータ収集・参照が可能となり、今後のデータ活用の基盤を整えることができると期待しています。
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