6月17日、TBM Councilは、日本市場でのTBM普及を目指し、日本支部(TBM Council Japan)をオープンなコミュニティとしてリニューアルすることを発表した。
TBM Council Japanは2021年に設立され、これまではTBM製品のユーザーのみが参画するクローズドコミュニティとして運営されてきた。今回、誰もが参加できるオープンなコミュニティとして再始動することで、TBMの普及・発展を促進するだけでなく、より多くの組織がTBMを理解・実践して、テクノロジー投資から最大の価値を引き出すことをサポートしていくとする。
TBM Council Japanの今後の活動
- イベントの開催:TBMに関する勉強会や意見交換会を通じ、テクノロジー投資と企業戦略をつなげられるようにするためのスキルアップの場を提供する
- リソースの日本語化:ウェブサイトや、TBMを実践する上での最新情報、事例を紹介するホワイトペーパーをわかりやすい形にして、知識を提供する
- トレーニングと資格試験の日本語化:トレーニング資料および資格試験の日本語化を進め、日本のTBM実践者の育成を支援する
- パートナーエコシステムの形成:TBMの普及と発展のため、一般事業会社の経営、IT、財務のリーダー、コンサルティング企業、政府機関との連携を強化する
なお、今回のリニューアルを記念し、2025年7月10日(木)にJPタワーホール&カンファレンスで「TBM Summit 25:Japan ローンチイベント~テクノロジー投資で拓く未来~」を開催するとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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