Coupaは、立命館が、購買業務のデジタル化による一連業務のペーパーレス化、効率化、ガバナンス強化に向けて、デジタルプラットフォーム「Coupa」を導入し、本稼働を開始したと発表した。

立命館では、業務負荷が高く効率化の効果が大きい購買領域において、業務の集約と抜本的な見直しによる業務負荷の軽減、教育と研究により多くのリソースを投入できる環境の整備を目指し、Coupaの採用に至ったという。
立命館は野村総合研究所の支援のもと、Coupa導入に向けた要件定義、システム開発を進め、2024年8月に本稼働を開始し、現在は2大学、5附属校すべての職員に向けて展開をしている。
Coupaの導入により、次の効果を期待しているという。
- 発注書や請求書の電子化、ペーパーレス化による、200万枚(Coupa稼働後 8ヵ月時点)を超える紙の出力や郵送、保存業務の削減。紙取引であるがゆえに必要とされていた業務工数の削減
- Coupaによる3点照合(発注・納品・請求の 3 つの情報を照合し、出金依頼処理を自動化する処理方式)、勘定科目の自動設定による業務の自動化。手作業での証憑チェック、事前の科目点検業務の低減、効率化
- 業務プロセスの電子化による可視性、点検性の向上
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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