ワークスアプリケーションズは、日本大学がワークフローシステム「HUEワークフロー」を全学で導入し、本稼働を開始したと発表した。すでに全学の職員約4,000名がHUEワークフローを利用しているという。
日本大学は、中期経営改革の一環としてDX推進を重点課題に掲げ、ペーパーレス化や業務プロセスの見える化、業務改善・効率化を目的にワークフローシステムの導入を決定したとしている。HUEワークフローは大規模大学や企業への導入実績があり、他システムとのAPI連携によるメンテナンス負荷の軽減などを評価。
導入前は、決裁業務において大量の稟議書を紙で回覧する業務負荷や出社の必要性が課題となっていたが、導入後は紙の使用が大幅に削減され、年間約10万枚の紙削減を目指しているという。また、承認フローや履歴の可視化により、内部統制の強化も進んでいる。
さらに、人事システムとのAPI連携により、決裁権限や承認フローの管理が効率化され、組織全体の業務改善にもつながっている。今後は教員を含む約2万人規模での利用も視野に入れ、さらなる効率化を目指す方針だ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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