福井県が実践する“内発的動機”を引き出す意識改革──職員が携帯する「5つのクレド」の体現で自分ごと化
#5:福井県 | 知事のリーダーシップと様々な施策で職員の内発的動機を引き出す
自治体DXは職員の意識改革なくしてあり得ない──人々は異口同音にそう言うが、これこそがDXの本丸であり、最も難易度が高いことである。明治時代から連綿と受け継がれてきた自治体職員の保守的な意識を改革することは、容易ではないからだ。そのなかにおいて福井県では、知事のリーダーシップと様々な施策により職員の内発的動機を引き出し、成果を上げている。本稿では、福井県 DX推進監(CDO)の前側文仁氏、および未来創造部 DX推進課の皆さまにインタビューを行い、県庁職員の意識改革に関する諸施策や実効性、苦労や課題等についてお聞きしたので紹介する。
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角田 仁(ツノダ ヒトシ)
1989年に東京海上火災保険に入社。主にIT部門においてIT戦略の企画業務を担当する。2015年からは東京海上のIT企画部参与(部長)および東京海上日動システムズ執行役員。2019年、博士号取得を機に30年間務めた東京海上を退職して大学教員へ転じ、名古屋経済大学教授や千葉工業大学教授を歴任した。現在...
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