Novell Identity Managerはユーザ登録とアクセス権の付与、IDとパスワードの発行、無効になったアカウントの排除などをリアルタイムかつ自動的に行い、アイデンティティの整合性を保つアイデンティティ管理製品。
最新版のIDM4はクラウド時代に向けて拡張性をさらに向上。新たにMicrosoft SharePointドライバを搭載したほか、SAP ERPシステムとの連携も強めている。
その他、Salesforce.comやGoogle Apps対応のドライバを新たに用意し、クラウドアプリケーションとの連携を強めている。

また、クラウド事業者がIDM4を活用しIDaaS(アイデンティティ・アズ・ア・サービス)を提供することで、ユーザ企業は安心してそのクラウドサービスを使用できるようにもなる。
海外ではすでに、米ベライゾンや南アのVodacom Businessといった企業がノベルのセキュリティ・ソリューションを利用してIDaaSを実現しているという。
ノベルでは、企業の情報システム部門のみならず、各種のクラウド事業者も対象に、IDM4を拡販していく予定。IDM4は本年9月よりノベルのパートナー企業を通じて提供される予定。
市場参考価格は1ユーザーあたり6,000円から。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア