NECは、製造業の競争力の源泉ともいえる設計図面・仕様書・部品表などの製品技術情報を高度に管理するPLM(Product Lifecycle Management)ソフトウェアの新製品「Obbligato Ⅲ(オブリガート スリー)」を開発し、10月5日より販売を開始する。
「Obbligato Ⅲ」は、国内トップシェアを有する前製品「Obbligato Ⅱ(オブリガート ツー)」をベースに、クラウドサービスへの対応に向けて大幅に機能を強化したもの。
機能強化のポイントは、RIA(Rich Internet Applications)やSOAの技術を適用することにより、グローバル拠点における分散開発や業務システム連携を容易にしたこと、さらに、NECの共通IT基盤サービス「RIACUBE(リアキューブ)」を活用し「Obbligato Ⅲ」を顧客毎にカスタマイズして提供する個別対応型のクラウドサービス利用を可能とした点だという。また、2011年中には、SaaS型でのサービス提供を開始する予定。
■ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/1010/0503.html