今年2010年は、日本国内で急速にクラウドビジネスが立ち上がった1年として記憶されるはずだ。海外の主要なベンダーが参入してくると同時に、国内の主要なベンダーも相次いでクラウドへの本格参入を表明した。一方で、何でもかんでも「クラウド」と呼ぶ風潮も広まっている。確かなクラウド戦略をつかむためにも、あらためてクラウドの本質とは何かを考えよう。
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新野 淳一(ニイノ ジュンイチ)
1988年に株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、IT系雑誌編集などを経て、フリーランスのライターに。2000年には株式会社アットマーク・アイティの設立に参画し、取締役就任。IT技術系のWEBサイト「@IT」の立ち上げにも関わる。2008年、「@IT」発行人を退任し、再びフリーラ...
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