RemedyForceは、12月6日から9日にサンフランシスコで開催されたクラウドコンピューティング・イベント「Dreamforce 2010」の基調講演において、セールスフォース・ドットコムの会長兼CEOマーク・ベニオフとBMC Software社の会長兼CEOボブ・ビーチャムよって発表された。
RemedyForceは、市場リーダー2社による新しい戦略的クラウドサービスで、ITサービス管理に対する企業の意識を短期間で変革するシンプルな環境を提供し、ITサポートプロセスの合理化やコストの削減など、目に見える形で高い効果をもたらすとしている。
セールスフォース・ドットコムとBMC Software社は、クラウドベースのIT管理ソリューションの開発、市場展開、販売における戦略パートナーとして協業しており、「RemedyForce」も、この協業関係に基づくもの。
発表によるとRemedyForceの特徴は次の通り。
・セールスフォース・ドットコムとBMCのユーザ向けに最適化されたITサービス管理スイートで、サービスデスク管理のためのコア機能に、変更管理、ナレッジ管理、問題管理のアプリケーションを統合して提供
・ビジネスに不可欠な「統一された真実」の情報源となるコンフィギュレーション管理データベースを含むサービス管理環境
・Force.comプラットフォームとセールスフォース・ドットコムのグローバルサービス提供態勢を基盤として合理化された導入プロセスを実現
・Salesforce Chatterによるリアルタイム・コラボレーション
・モバイルアクセス、レポーティング、分析機能
■ニュースリリース
http://www.salesforce.com/jp/company/news-press/press-releases/2010/12/101216.jsp