日立システムアンドサービスは31日、「日立システムかるた大会」を開催した。腕に覚えのある選手達がIT企業10社から集結、熱戦を繰り広げた。
このイベントは日立システムアンドサービスが制作、翔泳社が販売する「名内泰藏 PM格言カルタ」を使い、楽しみながらプロジェクトマネージャーとしての心構えを学ぼうと企画されたもの。開催にあたり名内氏は、「忙しくて本を読む暇がないような方でも、楽しみながら理解できる」と遊び心を持った学習の良さを紹介した。
カルタはプロジェクトマネジメントに役立つ標語で構成されている。例えば「な」の札である「何も得 ないのに報告 するものか」では、部下が報告してきた際に、その報告の中身が薄いものであっても突き返したり、さらなる報告を要求するのではなく、アドバイスなど報告者にとって「得になること」をしないと、報告があがってこない雰囲気ができあがってしまうことを戒めている。
かるた大会はチームごとの団体戦で行われた。最初は笑い声があふれていた会場だったが、徐々にヒートアップ。勢いのあまり隣の組まではじいた札を飛ばしてしまうチームや、「会場に流れているBGMのせいで、札を読み上げる声が聞こえない」という声が飛び出すほどだった。
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