ネットワンシステムズ、大分県エリアクラウド「豊の国IaaS」の仮想化・クラウド基盤パッケージを受注
EMC、シスコ、ヴイエムウェアの3社による「Vblock 1」を利用
ネットワンシステムズは、大分県のオーイーシー（OEC）が県内の自治体や民間企業等に向けて3月より提供開始を予定しているクラウドサービス（「豊の国IaaS」）の基盤として、「Virtual Computing Environment」（VCE連合）を構成する、EMC、シスコ、ヴイエムウェアの3社が提供する仮想化・クラウド基盤パッケージである「Vblock 1」を受注したと発表した。
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「豊の国IaaS」は、OECが管理運営するデータセンターを利用した、大分県内の自治体および民間企業等へ向けた行政業務システム等の基盤のためのIaaSの提供、および、そのIaaSを活用した、OECの関連会社である大分県自治体共同アウトソーシングセンター（OLGO）からのSaaS提供を想定して、本年3月のサービス開始を予定しているクラウドサービス。
このクラウド基盤構築に際して、OECが主な要件としてあげたのは以下の点だった。
・仮想化したシステム間でのセキュリティの確保
・将来的な拡張要求に対して柔軟にハードウェアの増設が可能
・季節性需要や制度新設時などの一時的な需要への柔軟なリソース割り当てが可能
・各種サービス毎のマネジメントの簡素化、かつ、プロビジョニングの柔軟性の確保
ネットワンシステムズは、それらの要件を満たすクラウド基盤パッケージとしてとして、「Vblock 1」を提案した。「Vblock」は、EMC、シスコ、ヴイエムウェアの3社によるすぐに利用・拡大可能な仮想化・クラウド基盤パッケージで、シスコのUnified Computing System、Nexus 1000v、MDS、EMCのユニファイド・ストレージ「Celerra」、ヴイエムウェアのVMware vSphere 4、および各社の管理ソフトウェアによって構成されている。
さらに、ネットワンシステムズは、「豊の国IaaS」が利用する大分県情報ハイウェイである豊の国ハイパーネットワークを前提として、セキュアな接続ポリシーなどを提案した結果、設計・構築・保守ベンダーとして選定されたという。
■ニュースリリース
http://www.netone.co.jp/newsrelease/2011/20110216.html
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