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エンジニアから見たOracle Database Applianceの特徴とは?

edited by DB Online   2012/01/23 00:00

Oracle Database Applianceは、1-BOXの中に高可用性データベースに必要な全てのコンポーネントを同梱

 こういった"複雑に構成されたシステム"の課題に対して、登場したのがOracle Database Applianceです。ソフトウェア・ハードウェア、さらにはクラスタ等の構成まで、事前構成済の状態で使用可能な製品です。エンジニアの観点から、その特徴を見ていきましょう。

 Oracle Database Applianceでは、4UサイズのBOX内に、独立した2サーバー(2SC:System Controller)と20本の共有ディスクおよび4本のSSDディスクが同梱されており、内部的に結線されています。

 共有ディスクの管理は、Oracle Grid Infrastructureが提供するASM(Automatic Storage Management)とOracle Database Applianceの管理プロセスであるoakdプロセスが連携して行います。ディスク障害等をプロアクティブに検知した上で、ASM Disk削除等の対応を自動的に行います。また、ディスクパスの冗長化もLinuxのdevice-mapperの設定が自動的に行われており、高可用性構成がデフォルトで実装されています。

 データベース・サーバーの管理は、Oracle Grid Infrastructureが提供するOracle ClusterwareとOracle Real Application Clustersを用いることにより、2台のサーバーでの高可用性構成(Active-Active)がデフォルトで実装されています。可用性の要件に応じて、Active-StandbyのOracle RAC One Node構成やSingle構成とすることも可能です。

 これらの設定は、全てインストール・ツール(Oracle Appliance Manager)で"選択する"だけで可能なのです。

 また、データベースのインフラ設計においては、OSのパラメータ設定やI/Oスケジューラの設定も重要ですが、これらの設定もOracle Database Applianceでは最適化された設定が事前実装済みです。

 例えば、12月の記事でご紹介した"HugePages"もデフォルトで設定済みなのです。

 また、データベースの初期化パラメータも、データベース規模に応じて事前にチューニングされた値が設定済みです。

 なお、サーバースペックの詳細は、以下資料(*PDF)をご覧ください。

 http://www.oracle.com/jp/products/servers-storage/oracle-database-appliance/oracel-db-appliance-ds-1352244-ja.pdf


著者プロフィール

  • 矢木覚(ヤギサトル)

      Oracle ACE SIerにおいて、Oracle Databaseの最新技術を用いた、企業システムの基幹システム設計/構築に携わる。大規模RACやOracle Exadataによるシステム設計・データベース統合等を行ってきた。その経験を基に、現在ではオラクルの技術を広めるエヴァンジェリストとして活動中。

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